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幸せを感じる仕組み

幸せを感じる仕組み

ここでは幸せを感じる仕組みについて話をします。

あなたは幸せになりたいと考えたことがありますか?
幸せというものは、目で見たり、手で触れたりできるものではなく心で感じるものです。
ですので、幸せになるということは幸せを感じるようになるということだとも言えるかもしれません。

では、どうすれば幸せを感じることができるのか、幸せを感じる仕組みについて考えたことはありますか?
様々の事象や物事に仕組みがあるのと同様に幸せを感じることにも仕組みがあります。

効率よく何かを成し遂げるためには、適切なやり方を知っておく必要があります。
仕組みを知っておかないと無駄な努力をしてしまうことになります。

これと同じで、効率よく幸せを感じるためには、幸せを感じる仕組みを理解しておく必要があるのです。
しかし現実は、幸せを感じる仕組みを理解することなく、幸せになろうと努力をしている人が多いではないでしょうか。

幸せを感じる仕組みを以下に示します。
実は複雑ではなく仕組みは簡単です。

<幸せを感じる仕組み>

幸せを感じる仕組みとしては、内側の部分と外側の部分があります。

まず内側の部分について説明します。
内側の部分というのは、頭で考えたり、感じたりする部分です。
頭の中で処理している部分と思えばいいでしょう。
人は何かをするとき、まず頭の中で考えます。
何をするか考え、どうやるかを考えます。
これが思考です。

思考するとその結果、頭の中で様々な刺激が発生します。
何かをしたときのことを想像することで刺激が発生するのです。
この刺激が欲望を満たしてくれる場合に幸せを感じます。
これが幸せを感じる仕組みの1つめのパターンです。

次に外側の部分について説明します。
外側の部分というのは、実際に何かをする部分です。
何かをすることで、その結果を得ることができます。
これが行動です。

行動した結果から様々な刺激を得ることができます。
何かを食べればお腹がいっぱいになりますし、一生懸命に勉強をすれば試験で良い点数がとれ、皆から尊敬されるかもしれません。
このような行動による結果から刺激が発生するのです。
この刺激が自分の欲望を満たしてくれる場合に幸せを感じます。
これが幸せを感じる仕組みの2つめのパターンです。

以上のように、幸せを感じるためには思考もしくは行動から刺激を得ることが必要となりますが、ここで大切なのは、その刺激が自分の欲望を満たしてくれること、刺激の強さが適切であることです。

刺激が欲望を満たすためには、その刺激が自分の欲望(欲していること)に関連付いたものであることが必要となります。
例えば、食欲という欲望(お腹がすいている)を満たしてくれるのは、何かを食べるという行動から生まれる刺激になります。(食欲を満たしたいのに何かを食べることができなければ幸せを感じることができませんよね。)
これが欲望に関連付いた刺激ということです。

また、刺激の強さは適切である必要があります。
例えば、さきほどの食欲の話であれば、腹八分目(「もう少し食べたいなぐらいな」と思うぐらい)でやめておくことが必要で、苦しくなるまで食べ過ぎてしまうと幸せではなくなってしまいます。
これが、刺激の強さが適切であるということです。

まとめますと、幸せを感じるためには、
・自分の欲望を知る
・自分の欲望に関連づいた刺激が得られる思考や行動をとる。
・思考や行動は、ちょうど良い強さの刺激を得られる方法をとる。
ことが必要ということになります。

これらがどうやったら出来るようになるかについては、別の章で説明をしていますので、そちらも参考にしてください。


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